ある日、5歳児の女の子たちが縄跳びを持って遊んでいました。そこにやってきたのは2歳児の男の子。縄跳びが気になるようで、少し離れた所からゆっくり、じわじわと近づいてきていました。縄跳びが手に届く距離まで来た男の子は、ついに、女の子たちが持っていた2本の縄の間に入りました。突然縄の間に入ってきた男の子に、女の子たちはびっくりした表情をしていましたが…次の瞬間には笑顔に変わりました。
「電車みたい!」「出発するよ~!!」
そんな声を響かせながら、2本の縄を握って、みんなで同じ方向に歩き始めました。楽しそうな声につられて近くで遊んでいた園児も電車に乗ってきていました。みんなが笑顔の”ニコニコ電車”が出発します!
年上の園児に興味をもって遊ぼうとする姿、年下の子を優しく受け入れ一緒に遊ぶ姿、その中で遊びのイメージが広がっていたからこそみんなが笑顔で楽しむ”ニコニコ電車”が生まれたのではないでしょうか。


また一緒に遊ぼうね♪